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クリーニング [時計まめ知識]

時計やジュエリーなど買取したお品物は
可能な限りクリーニングします。

やはり、長年使用していたものですから
丁寧にお使い頂いたものでも見えないところに
汚れが付着していたりします。

時計もケースの隅々まで洗浄するために
分解してからクリーニングします。

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ムーブメントをつけたままでは洗浄できないので
こちらも取り外します。
皆さんが時刻調整に使うリューズの横に
小さな金属部品とネジが見えますか?
小さなリューズが大きく見えるぐらい
本当に極小の部品なので、取り外しには
ちょっと神経を使います。

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また、それと同時にムーブメントのチェックもします。
ここで修理が必要な場合は、修理工房に
依頼します。
ケースなどは、自分でクリーニングしますが、
職人ではないので機械は調整できません。
ここから先は、技術者でないと出来ないので
信頼できる工房にお願いするのです。

このように出来るだけメンテナンスして
お客様が気持ちよく使って頂けるように
してから販売しています。

現状販売されているリサイクルショップも多いです。
自分で磨いてきれいにする楽しみもあるので
なんともいえませんが、時計などは専門知識がないと
クリーニングで時計を壊してしまう人がいると思います。
ということで当店では、なるべくメンテナンスをするように
しています。
もちろん中には、現状販売もありますけどね(笑)

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オメガ 30mmキャリバー スモールセコンド [時計まめ知識]

先日、僕にとって思い出深い時計の買取をしました。

オメガの30mmキャリバーを搭載した50年代製の
スモールセコンドタイプの手巻き時計です。

DSC01992-1.jpg

この時計は以前働いていた時計屋さんで初めて欲しいと思った
アンティーク時計です。

そんなことそのときまでは忘れていたんですが、
買取に来たお客様と話をしているうちにふと思い出しました。

僕を8年位前にタイムスリップされてくれた時計がオメガの
30mmキャリバーです。

ながく続けているといろいろな出会いがあるものですね。

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宇宙飛行 [時計まめ知識]

スペースシャトルのディスカバリーが打ち上げに
成功したとニュースがありました。
今回は、日本人初の長期宇宙滞在になるそうです。

6月末まで国際宇宙ステーション(ISS)に滞在して、
日本独自の実験棟「きぼう」で科学実験をこなしたり、
宇宙での生活が人体に与える影響を調べたりするようです。

個人的にも、子供の頃から宇宙や天体に
興味があって、ホーキングの本なども読んだりしていました。
なのでやはり、いろんな新発見があったりするニュースが
あるとわくわくします。

先日のテレビで公開していた、NASA初公開の映像も
じっくり見入ってしまいました。

そんな宇宙飛行が世界中で盛り上がった1960年代の
広告がこちらです。

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雑誌の広告を切り抜いて保存しています。
宇宙飛行士と一緒に宇宙に行った時計
オメガのスピードマスターの広告です。
ちなみに私物です(笑)

ぼくはまだ生まれていなかったのでわかりませんが、
人類が宇宙に行くことの衝撃はすごかったようです。
当時は本当に世界中でテレビにかじりついて
見ていたみたいですね。

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オークション [時計まめ知識]

ここでもオークションの話題を何度も取り上げています。
今回のオークションはニュースにもなったので
知っている人もいると思いますが、ちょっと考えさせられる
結果になりました。

そのオークションはこちらです。

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マハトマ・ガンジーの時計と一緒に出品されたのは
サンダルやメガネなどガンジーの遺品です。

みなさんが知っている偉人の一人です。
とくにインドの方にとっては特別な存在なので
いろいろ話題になりました。

必要最低限の所持品しか持たなかったガンジーの
思想からかけ離れたことなので、オークションを
するのはやめてほしいという意見もあり、
ついにはインド政府がオークション差し止めを
申し出ていました。

この遺品もインドに返還してほしいので
政府が所有者から買い取りすると提案して
いましたが結局オークションが強行されました。

この騒動が話題をよんだ結果、当初の300万円前後
で落札されるだろうと予想されていた価格は、
約1億7000万まで跳ね上がりました。
最終的にインド人の富豪が落札して、インドへ返還
されるということになりましたが、ちょっと微妙な
オークションでした。

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ロゴ [時計まめ知識]

よく見かけるブランドのロゴですが
時代によって変化しているものも
けっこうあります。

歴史のある企業のロゴを時代が
たってから見ると、当時のはやっていた
文字の雰囲気や時代背景なども
感じることがあります。

日本の看板などでも昭和のホーロー
看板などを見ると、今ではレトロな
雰囲気を感じます。

今回は、オメガのロゴを紹介したいと思います。
現在のロゴはこんな感じです。

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どこでもよく見かける感じだと思います。

懐中時計がメインだった頃、1900年代初期
のブランドロゴがこちらです。

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なぜだか文字を見ただけで、昔の雰囲気を感じます。
個人的にはこっちの方がかっこいいような気もしますが
現代にはちょっと違和感のある雰囲気かもしれませんね。

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目覚まし時計 [時計まめ知識]

ここでは高級時計を紹介することが多いですが、
けっこう安くて面白い時計も大好きです。
職業病かもしてませんが、時計の付いているアイテムに
ついつい反応してしまいます。
そしてほしくなってしまうのです(笑)

そんな今個人的に気になる目覚まし時計がこれです。


Gun O' clock (ガン オクロック)

Gun O' clock (ガン オクロック)

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー



アラームをセットした時間に的が起き上がってきます。
それを銃で撃つことで、アラームをとめることができます。

的を撃つ銃はブローバックするので、本物の銃を撃つ
ような感覚もしっかり味わえるようになっているそうです。

あまり実用的ではないかもしれませんが、
ふつうにゲームとして遊ぶこともできるそうなので
おもちゃに目覚し機能が付いていると思えば
ちょっとお得な気もします。

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神の手 [時計まめ知識]

時計業界の中で神の手を持つ時計師と言われているのが
ミシェル・パルミジャーニです。

彼が神の手を持つと言われているのはその修復技術が
卓越していたからです。
時計修理と修復は似ていますがまるで違います。
修理は故障したりしたものを正常に動作するように
することですが修復はさらに難しいのです。

歴史に残る名品の修復などは欠損しているパーツ
なども当時のままに再現することが求められます。
そのためには、当時はどんな製造方法でどんな
材料を使用したのかなど詳しく調べなくてはなりません。
また失われたパーツも他パーツのキズや磨耗の仕方など
綿密に調べどんな形状でつくられているかも推理しないと
いけないのです。
ですから、当時の時計資料なども研究したり、時代背景なども
参考にするため歴史なども勉強することもあるそうです。

まさに名探偵もびっくりの推理や創造力が必要なのです。

そんな修復師として世界を驚かせたのは、偉大な天才時計師、
アブラアン・ルイ・ブレゲが1829年に製作したシンパティッククロック
の修復です。
この時計は、あまりの複雑さから修復不可能とされてきたものでした。
しかし、パルミジャーニは1600時間もの期間を掛けて修復に
成功しました。

現在は、自分自身のブランドを創って時計を販売しています。
時計好きの人にパルミジャーニの名前をだすと、
「おっ!時計通だね~。」なんて言われるかもしれません(笑)


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フランソワ・ポールジュルヌ [時計まめ知識]

一般の人にはまったく聞きなれない名前のメーカーだと思いますが
すごく人気のある時計師が起業したブランドが、F・P・ジュルヌです。

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普通は会社が大きくなると、現場から離れ
マネージメントの仕事ばかりに追われて
しまいがちですが、現在でも時計師として
仕事をしています。

彼のスタイルはあくまで時計師として納得
できる作品をつくることが大切なので、
利益を最優先するためのコスト削減は
しないのです。

ですからちょっとそれは無駄じゃないの?
みたいなこと会社から言われてアイデアを
つぶされることはありません。

このメーカーのムーブメント(機械)は
すべて金を使っています。
ケースに金を使用している時計は多いですが
機械を金で作っている時計はほとんどありません。
あっても一部の限定品ぐらいですが、このブランドの
すべての機械は金で作られています。
これも彼のこだわりです。
コストを考えるより、アーティストとしてつくりたいものを
つくるのが大切だと考えているそうです。

あまりたくさん製作はできないそうですが、
すごく高額なので購入できる人も限られますよね。
日本にも青山にブティックがあるので興味がある人は
行ってみると面白いかもしれません。





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ダヴィンチ [時計まめ知識]

万能の天才と言われるダヴィンチにはいろいろな
伝説があります。
絵画・彫刻が一番有名ですが、その他にも
いろいろな発明をしていたことも知られていますし、
人体を解剖して、正確な解剖学の資料なども
残っています。

また、そのダヴィンチは鏡面文字と呼ばれる
鏡で見たときのような文字をよく使っていた
ことも知られています。

そんなところからインスピレーションされた
時計がこちらです。

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すべての文字が鏡面文字になっています。
また針の動きもすべて逆回転のモデルです。
普通に見るとちょっと混乱しそうですね。
値段は36ドルだそうです。日本で買えるかどうかは
ちょっとわかりませんが、雑貨屋さんとかに
あるかもしれません。

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シチズン [時計まめ知識]

以前、シチズンと福山雅治の素敵なCMを紹介しました。
http://jp.youtube.com/watch?v=jmkwEhQqezI
たった一度だけ流れたCMです。

その福山雅治とシチズンがまた新しい企画をしています。
都会の中でタフに生き抜く男性のための時計として
つくられたモデルの宣伝ですが、その都会の中で
生き抜く男の一瞬を表現するために1時間に一度
福山雅治を写真にとっていき24時間で24枚の写真
を撮ったそうです。
プライベートな場所では自分自身で撮ったり
親交のあるリリーフランキーが撮っているものも
あるそうです。
すべての写真は12月8日に新宿駅西口コンコースで
展示されるそうです。

http://citizen.jp/24/

ちなみに僕の好きなシチズンのCMです。

http://jp.youtube.com/watch?v=nhYuixSle3s





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