ホープダイヤモンド　第２章：買取りショップオープンまでの道：SSブログ

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その後ブルーダイヤはロンドンにその姿を現します。
一度姿を消してから、再び現れるまでがちょうど犯罪の時効が成立した時期と
かさなった為、時効を待って世に出したのではないかとの見方もされています。

入手経路はわかっていませんが、イギリスのダイヤモンド商ダニエル・エリアーソンが
ダイヤを所有していたことが記録に残っています。
このダイヤが「フランスの青」から切り出されたものであることは2005年に最終的に
確認されています。

ところが、ダイヤを手にしてからわずかに数日後、彼は落馬により
死亡してしまいます。
そして彼の持っていたダイヤがオークションにかけられることになったのです。
呪いの噂もささやかれてはいましたが、美しいブルーダイヤに魅了され、誰もが
このダイヤを手にしたいと思っていました。
１８３９年オークションでこのダイヤを競り落としたのは、実業家の
ヘンリー・フィリップ・ホープでした。
これがホープダイヤの名前の由来になります。

宝石を購入したときには、とても幸せな暮らしをしていたのですが、
わずか数年後には、破産。それまでの人生がうそのように転落していったのです。
そして、ヘンリー・フィリップ・ホープは死んでしまいます。
しかし、ホープ家はダイヤを手放すことなく所有し続けました。
以後3人の甥が10年以上に渡ってダイヤを含む宝石の所有権を裁判で争うことに
なりました。その結果、ヘンリー・ホープが宝石の相続人となります。
ヘンリー・ホープ死去後、未亡人のアデーレが宝石を引き継ぐことになります。
アデーレの死去後、ヘンリーとアデーレの孫（娘の子息）である
ヘンリー・フランシス・ホープがダイヤを相続しました。
彼は名前に「ホープ」を加えることを条件にアデーレの遺産を相続した
そうです。ただし、それは終身保有権に限られていたので、裁判所の許可なしには
売却できなかったようです。
しかし、ヘンリー・フランシス・ホープが破産。ホープダイヤの売却許可がおりました。
ここでようやくホープ家の手を離れるのですが、４代にわたってホープダイヤを
所有したホープ家は、一族が地に落ちてしまいました。
このことから、呪いのホープダイヤと呼ばれるようになりました。
その後は・・・また次回お話します。

本当に、すごい伝説ですね。
続き、気になります。
by たかひろ (2006-10-20 11:51)

呪いのホープダイヤほんとすごい伝説です。
まだまだお話があるのですね次回楽しみ！
by 虹々弓 (2006-10-20 12:23)

すごーい～！呪いのホープダイヤ・・次回もお願いします＾＾♪
by maron02 (2006-10-20 12:36)

詳しい話は良く知りませんでしたがホープダイヤは有名ですね
人の念とかがぎっしり詰まってて怖そうです。
by 響 (2006-10-20 12:49)

ホープダイヤの名前の由来は知りませんでした。
また次回が楽しみです＾＾
by モコ (2006-10-20 12:53)

ホープダイヤの由来が怖い・・・・
一族を破滅に。
また次回を楽しみ。
by (2006-10-20 13:03)

・・・・伝説とは言いながら、ここまで累々と祟ってますから、呪いの・・・・は本物の呪いなのかもしれませんね。日本の誰かが手に入れて国内で展示してくんないかな～♪（無責任発言・・・・）
by honyapin-turedure (2006-10-20 13:14)

ほんとに怖い・・・そのつづきをお待ちしております。
by y-y-ventuers2 (2006-10-20 13:50)

こんにちは・・・
ホープダイヤの呪われた逸話・・怖いですね。偶然が重なったことなのでしょうが・・人間の心の持ち方が、このダイヤを手にすることによって驕りが生じて、自分を破滅に追い込んだっていう気もしますが・・・。
次回を楽しみにしています。
by あら!みてたのね (2006-10-20 15:18)