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007 [時計まめ知識]

007の最新作が来年公開予定です。

007と言えばジェームス・ボンドですよね。
みなさんのジェームス・ボンドは誰の印象が
強いでしょうか?

個人的には、最近の映画は見たことが無いので
ショーン・コネリーのイメージが強いです。
かなり古いですけど・・。

ジェームス・ボンドと言えば、ボンド・カーやボンド・ガールが
どうなるのかと言うことも話題になります。
誰がボンド・ガールに選ばれるのか。
どこのメーカーがボンド・カーになるのか。
みなさんの興味のあるところかもしれません。

そしてボンドのつける時計も人気があります。
ボンド・ウオッチと呼ばれるかどうかはわかりませんが
映画でジェームス・ボンドが着ける時計は
オメガのシーマスターです。
10115802639_s.jpg

映画を見ていないので、どんな秘密兵器が
搭載されているかはわかりませんが、
市販の時計にはもちろんそんな機能はついていません(笑)


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ワールドレコード [時計まめ知識]

ワールドレコードと言えばやはりオリンピックなどの
世界記録がすぐに浮かぶと思います。

先月、時計の世界でも新たなワールドレコードが
更新されました。
それはあるオークションでの出来事です。
通常、世界的なオークションがおこなわれる場合
前もって商品の目録などが全世界に送られ
ます。そこには商品の写真や状態、また
その商品のたどってきた歴史なども詳しく
紹介されたりします。
また、予想落札金額も書かれています。
だいたいはこの予想に近い数字で落札されることが
ほとんどですが、まれに大幅に上昇することも
あります。
世界に1つしかない絵画や美術品などは
とんでもないところまで上がることが
あるのです。

さてオークションに登場した時計は

10109886618_s.jpg

ロンジンの腕時計です。

あのアインシュタインが使用した時計が出品されたのです。
会場は最も緊張に包まれ、盛り上がったそうです。
予想は300万円くらいだろうと言われていたのですが
なんと20倍の約6000万円で落札されたのです。
ここまで予想をはるかに超えるのはオークション史上初
だそうです。
ロンジンの時計としても一番の金額で落札されたため
新たなワールドレコードになったそうです。

オークションハウスの会長は
「現在の不安定な景気にも関わらず、重要なタイムピースや、
コレクターズアイテムに対する高い需要は衰える事がない証となりました。」
とコメントしています。

やはりこんな景気でも価値のあるものには
お金を惜しまない人が世界にはいるんですね。

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所有者を選ぶ時計 [時計まめ知識]

今日は珍しい腕時計を紹介します。

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ブライトリングのエマージェンシーです。

パッと見は、スポーツタイプの時計で特に
珍しそうではないですよね。
しかし、この時計はかなり特殊なモデルです。
普通、どんな高級な腕時計も、お金を払うことが出来れば
購入することができますが、この時計はお金を払っても
普通の人には買うことができません。
このモデルを買うことができるのは、パイロットでさらに
無線の免許を持っていないと所有することができないのです。

時計の下に大きなネジのようなものが見えると思いますが、
これは、アンテナをひきだすところです。
何のアンテナかと言えば、国際航空遭難信号を発信する
ところなのです。
そうです。この時計は墜落や遭難など、救命を必要とするときに
アンテナを引っ張るだけで世界で通用する121.5MHzの救難信号を
発信することができます。

ですから所有してもためしに使うことはできません。

これを使うことが無いのが一番ですが、本当に危険な
状況になった時のためにアンテナを装備した特殊な時計です。

アクション映画に出てきそうな驚きの機能を搭載した時計です。
遊びで使われて、どこかの国の空軍が緊急出動なんてことになると
シャレですまないので普通の人は所有できないのです。

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青い鉄 [時計まめ知識]

時計の針やムーブメントのネジなどに青色の鉄が
使われているものがあります。
その色はとてもきれいなブルーです。
前回、ムーブメントの模様についてお話したときも
きれいな模様は、意味があってつけられている
と言いましたが、このブルーもそうなのです。
見た目がきれいだからと言うのもあるかもしれませんが
それならいろんなカラフルな色でもいいはずです。

なぜ青色かと言えば、鉄を焼き上げることで
この色に変色するのです。
そうすることによって錆に強くなったり、強度も
高くすることができます。
焼入れや、焼き戻しを繰り返すことで
美しい青色になるのですが、焼きすぎても
焼きがたりなくても美しい青色にはなりません。
ですから製作には手間がかかるので、高級な
時計によく使われています。

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美しいブルースチール針が使われています。

ただ、最近青色に着色した針のモデルもあるので
すべてが焼入れしたものではありません。

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世界時計 [時計まめ知識]

日本にいるときはもちろん日本時間で生活しているので
世界のいろいろな国の時刻はあまり関係ありません。
しかし、海外に出張などで家族が他の国に行っていたり
海外と取引をしている人などはその国の時間を
すぐにわかると便利ですよね。
もちろん逆算したりすればわかるものですが、日本時間を
みてから、え~と何時間時差があるから・・・なんていつも
考えるのは大変ですよね。
そんなときに便利なのが世界時計です。

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普通の生活であまり関係ないかもしれませんが、
インテリアとしても壁にこんな時計があったら
かっこいいですよね。


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模様 [時計まめ知識]

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腕時計のムーブメントです。

ムーブメントと言うのは時計の機械のことです。
好きな人はこの機械だけで、どこのメーカーの
どのモデルのムーブメントかすぐわかると思います。

今日は、その話ではなくムーブメントの模様について
お話してみたいと思います。
ちょっとわかりずらいかもしれませんが、左側は
丸い模様の仕上げがされているのがわかりますか?
これはペルラージュ仕上げという真珠のような丸い
模様があります。右側は、斜めに線が見えると思いますが
コート・ド・ジュネーブという仕上げです。

どちらも実際に見るととても美しい仕上げです。
どちらも、本来は見せるために仕上げられたものではなく、
機械の耐久性や強度を高めるためにとても手間のかかる
磨きをかけているのです。ですから普通はみることができません。
その機械の美しさを見たいひとのために最近は裏蓋がガラスに
なっているモデルもたくさんつくられています。

そんな昔ながらの仕上げをあらためて大量生産していた
機械にも採用しなおして高級ラインのモデルとして
販売するメーカもたくさんあります。

長く使えるように見えないところにも手を抜かない
職人さんの技術が、美しい模様をつくっています。

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ポールニューマン [時計まめ知識]

俳優のポールニューマンさんが26日に亡くなられたそうです。

時計とポールニューマン、あまり関係なさそうですよね。
しかし、実はとても関係が深いのです。

ロレックスはあまり時計に詳しくない人でも聞いたことの
あるブランドだと思います。
そのロレックスのモデルにデイトナがあります。
クロノグラフが付いた時計です。
かなり古くからモデルチェンジを繰り返しながら、製造されており、
現在でも生産されています。
各時代ごとにデザインや機械が違うので、現在のモデルではなく
アンティークを好む人もたくさんいます。

その一つがこれです。

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このデザインのデイトナをポールニューマンが愛用して
いたので、現在ではポールニューマンと通称で呼ばれています。
「誰々が使っていたモデルです。」というのはよく聞きますが、
商品の名前に影響を与えるぐらいの人はなかなかいません。

そして車の名前にも影響を与えた人物です。

http://jp.youtube.com/watch?v=2Ajei5ABqMc

懐かしい映像です。やっぱりかっこいいですね。

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ボーグリ [時計まめ知識]

ボーグリと言うメーカーの時計を紹介してみたいと思います。
ボーグリというメーカーは正直マイナーなメーカーで
そこまで有名ではありません。
しかし、とてもユニークなモデルを製作しています。
それは、腕時計にオルゴールを搭載しているモデルです。

もちろん腕時計にオルゴールがついた時計は
有名なメーカも製作しています。
しかし、芸術的なモデルで価格も数千万円という
買うことも難しいですが、気軽につけることをためらうような
敷居の高い腕時計です。

このボーグリというメーカーはそんなオルゴール付きの
時計を気軽に楽しめる価格で製作しています。
もちろん安いと言っても数十万円はしますが・・。
仕事の疲れをオルゴールの音色で癒してみたり、
営業なんかでも、「この時計にオルゴール付いてるんですよ」
なんて会話のきっかけになるかもしれません。

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このオルゴールは老舗のオルゴールメーカーの
リュージュ社が開発したものです。
時計のオルゴールではありませんが
リュージュ社のオルゴールのイメージです。

http://jp.youtube.com/watch?v=qSBkR0aLzU0&feature=related



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セイコー [時計まめ知識]

前回、ミニッツリピーターの音について紹介しました。
とても素敵な音色です。
しかし、やはり西洋的な音ですよね。
実は、日本にも素晴らしい音のする腕時計があります。
セイコーの時計ですが、この時計の音を決める時に
セイコーの開発陣が目を付けたのが「お寺の鐘の音」です。
日本発のコンプリケーションウオッチなのだから,スイスと同じものを造りたくない。
日本ならではの時間の流れを感じてもらうにはどうしたらよいか。
と考えていたそうです。

そんな悩みを感じているときに,開発陣の耳に飛び込んできたのが
お寺から聴こえてくる鐘の音だったそうです。
何ともいえずにゆったりとした気持ちになり,心が癒されるような
音を目指したときに、行き着いたのが仏壇に置かれている仏具の「お鈴」です。
その音色には,1/fゆらぎがあり,人の心を癒す効果があるのだそうです。
お鈴がきちんと鳴るためには,中央部分だけの1点支持にしてほかは
どこも接触させてはいけません。
この機構を直径約40mmの中に実現しなくてはならないので、
非常に難しかったようです。1年半の間に10種類以上のお鈴を試作し、
ようやく思ったような音にたどり着いたそうです。

http://jp.youtube.com/watch?v=_abfAnKbLSM

日本人は海外ブランドが大好きですが、
国内の素晴らしい技術を持った企業も
たくさんあるんですよ。

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ミニッツリピーター [時計まめ知識]

何度か、ブログでもこの言葉を使ったような
気がしますが、詳しくはお話してないですよね。

これは、時計についている機能の一つですが、
この機能が付いている時計は超複雑時計の
一部のモデルにしか付いていません。
そんなわけで、値段も当然高額になります。
それはさておき、どんな機能かと言えば、
音で時刻を知らせる機能です。
それだけ聞くと、なんだそれだけかと思ってしまいますが、
あの小さな機械の空間に、鐘を鳴らす機能を収めるのは
とても技術がいるのです。
そして、なんと言っても音が良くなくてはいけません。
ですから、とても製作が難しく限られたモデルにしか
搭載されないのです。

昔は現在のような照明がなかったので、夜や暗闇でも
時刻がわかるようにするために考案された機能です。
この発明も、以前紹介した天才ブレゲが考えたものです。
時計界のレオナルド・ダ・ビンチとか時計の進化を200年
早めた人物と言われる有名人です。

そんなミニッツリピーターの音を紹介してみます。
http://jp.youtube.com/watch?v=jppkEiVitcg&feature=related

とてもキレイな音色です。
鐘の鳴り方もわかりますよね。
音ですが、最初が時間です。5回なら5時、8回なら8時
という感じです。次のキンコンは15分です。
1回なら15分2回なら30分です。
最後の音が分です。
5回なら5分10回なら10分です。
最初11回 2回目が3回 最後が13回だと
11時58分です。

美しい音色と芸術的な機械があわさった素敵な時計です。

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