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金貨 [ジュエリー豆知識]

最近は金の価値が日々上がっています。
数年前の価格と比べると、2倍以上になっています。
金の相場が上がれば当然買取の金額も高くなります。
しかし、いくら金の価格が高くても相場以上の値段で買い取ることはできません。
ただし、金の相場以上に値段がつくものもあります。
それは希少性が高く、ほしい人がたくさんいる場合です。
たとえばブランドのアクセサリーなどがその例です。
地金の価値はあまりなくても、需要が高ければ売れるので
高く買い取ることができます。

特にコレクターが集めているようなものであればびっくりする値段がつくこともあります。
そのひとつが、明治時代に発行された旧20円金貨。
地金の値段で計算すると、10万円はしません。しかし市場価格は500万円以上です。



家に眠っていたらすごいですね。
でもレプリカもたくさん出回っていますので、だまされないように気をつけてくださいね。
本物を安売りするプロはまずいません。
相場よりあきらかに安い場合は、疑った方がいいかもしれませんね。
まあ興味のない人は10万円でも買わないと思いますけど(笑)


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トルコ石 [ジュエリー豆知識]

トルコ石はトルコで産出されるからトルコ石と呼ばれているわけでは
ありません。
主にはペルシャで産出されたものが、トルコを経由してヨーロッパに
貿易されていたことからトルコ石と呼ばれるようになったそうです。
この宝石は古代から人類に愛されていた宝石で、数々の言い伝えが
あり、お守りとして身に着けられていました。
トルコ石は、身に着けている人の健康状態によって色が変化したり
危険がせまると色が変わると言われていました。
さらにそのような不運から身を守ってくれると信じられていたそうです。

ある人はこの石を身に着けている時に交通事故にあってしまったのですが、
奇跡的にたすかった。しかし石をみると少し欠けていた。とか、
重たいものを持ったときに激痛がはしり、病院へ行ったが
とくに骨に異常はなく大丈夫だった。しかし石を見ると割れていた。
など身代わりになってくれたという話もあります。

地球が創りだした石には、不思議な力が潜んでいるのかもしれませんね。


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女性と宝石 [ジュエリー豆知識]

なぜ、女性は宝石を身に着けたいと思うのでしょうか?
とても美しい宝石は男女問わず魅了されてしまいます。
しかし、男性より女性の方が宝石をほしいと思う人が多いですよね。

一説によると、生物としての本能がそうさせているらしいのです。
はじめて会う人の第一印象は大切ですね。特に異性との出会いの時は、
自分の好みのタイプかどうか、恋愛対象として判断したりします。
その第一印象は、男女ともにおよそ5秒で決まってしまうらしいのですが、
男性と女性ではちょっとした違いがあるのです。
一般的に、男性より女性の方が観察力に優れているらしいのです。
あるデータによると、その第一印象を決める5秒の間に目を動かして相手の
特徴をくまなく観察する女性に対して、男性の目の動きはおよそ女性の半分しか
ないらしいのです。
つまり、観察力の劣っている男性は宝石のような目立つものに、つい目がいってしまい
キラキラと光る宝石を身に着けた女性自身を魅力的と感じて、惹きつけられてしまうのです。
女性は、魅力的な男性を自分に惹きつけて、優れた子孫を残すために本能的に
宝石を身に着けたいと思うそうです。

これとは少し違いますが、女性に比べて男性の方がいろいろコレクションを
集める人が多いですよね。これは異性に対して僕は経済力がありますよと
家族を養えることをアピールする本能が変化しているという説があります。

そんなことを考えると普段の行動もおもしろく感じます。


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リージェントダイヤモンド 2 [ジュエリー豆知識]

1717年、フランスの執政(リージェント)オルレアン公爵がダイヤモンドを購入します。
このためリージェントダイヤモンドと呼ばれるようになりました。
オルレアン公爵がダイヤモンドの購入を手配し、フランス王ルイ15世がこの
リージェントダイヤモンドの新しい持ち主となりました。
1722年、ルイ15世の戴冠式用の王冠の正面の帯の部分にリージェントが飾られ、
また紋章の一番上にはサンシー・ダイヤモンドが飾られていました。
この石は、マリー・アントワネットも着用したと言われています。
1792年、リージェントは盗難に遭い一時行方不明になってしまいます。
その後、匿名の手紙のおかげで取り戻すことができたそうです。

発見されたリージェントダイヤモンドは、装飾として使われるより、
資金調達の手段として使われるようになります。
例えば、馬を買うための担保物件として使われ、
ナポレオンの騎兵隊を、1800年のマレンゴーでの戦いで勝利に導いています。
この為、ナポレオンは、リージェントを剣の柄にはめ込ませ、
執政ナポレオンの護符として、彼の執政刀を飾りました。
その後、彼が皇帝につく際に、帝剣の柄を飾ったそうです。

ナポレオンはその後、エルバ島に流刑になってしまいます。
その際、彼の妻マリー・ルイーズは、石を持ってオーストリアに逃れたのですが、
彼女の父、皇帝フランシス1世は彼女にダイヤを返させたのでフランスに戻ってきました。
このダイヤは、フランスの歴史と運命にあまりにも一体化してきたので、
1887年、フランスのクラウンジュエルの売却から除外されました。
この数奇な運命をたどったリージェントダイヤモンドは、
後にルーブル博物館に陳列されます。
第2次世界大戦中隠されていたことを除けば、
それ以来ずっと、ルーブルに陳列されています。


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リージェントダイヤ [ジュエリー豆知識]

呪のダイヤモンド、ホープダイヤのお話は前回しましたが、それ以外にも
有名なダイヤはまだあります。その一つがこのリージェントダイヤです。
1700年頃、インドのクリシュナ川のパーシャル鉱山で働いていた奴隷が、
410ctのダイヤモンドを見つけたことから始まります。
彼ははそれを主人に渡さず、海岸の方へ逃げてしまいました。
その逃亡の途中、彼はイギリス人の船長に出会い、
船に乗せてもらう約束をしました。
しかし、船が港を出るや否や、船長は彼からダイヤモンドを略奪する為、
彼を殺して、その遺体を水中に投げ捨ててしまいました。
そうやってこのダイヤモンドを手に入れて売ってしまいました。
その船長もその後、お酒に溺れ、精神を患います。
さらに悔恨に襲われて首を吊って自殺しまったそうです。
その後、石はマドラスの総督トーマス・ピットの手に渡ります。
彼は、このダイヤモンドを購入してヨーロッパに持ち帰り、ロンドンの
カット職人によってすばらしいダイヤモンドに研磨されました。
しかし、そのピットも、石の入手に伴う不正な行いをしたという
悪い噂のために、多少偏執病になったそうです。
彼は、石がカットされている2年の間同じ場所では2度と寝ることはなく、
また、たびたび変装もしていたそうです。
石が出来上がった時、これはカッターの技術の最高級の例として
喝采を浴びたのですが、あまりに高額だったのでヨーロッパの王侯貴族
でもなかなか購入できなかったようです。
今回はここまで、続きはまたお話します。


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琥珀 [ジュエリー豆知識]

琥珀と呼ばれる宝石はご存知だと思います。
しかし正確に言えばこれは鉱物ではありません。
もともと松や杉など、木から出た樹液が化石となったものです。
宝石といえば、真珠、珊瑚、など、一部が動物に属するほかは
ほとんどが鉱物で、琥珀のように植物に属するものは極めて
めずらしいものです。
日本でも、琥珀は古代から珍重されており、古墳からは琥珀製の
副葬品が発見されています。

この樹液が化石になったものですから、周辺に棲んでいた
昆虫・動物・植物はじめ水や空気などを包み込んだものが
発見されることがあります。
この中で昆虫化石入りの琥珀のことを一般的に虫入り琥珀と呼んでいます。
琥珀の中の化石は、立体的かつ完全体として保存されている場合が多く、
通常に見られる平面的な化石とは異なり、DNAも保存されています。
ですから、虫入り琥珀は昆虫や生物の進化や、太古生物の生活環境などを
研究するための学術的な価値もあるのです。
まさにジュラシックパークの世界ですね。


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ダイヤモンドの鑑定書 [ジュエリー豆知識]

ダイヤモンドを購入すると、鑑定書が付いていることがあります。
そのダイヤモンドが天然の本物であることや、ダイヤモンドの
グレードが記入されています。
鑑定書がついていると、信頼できるように感じますが、
鑑定機関まで注意して購入する人はいないと思います。

U3ではダイヤモンドの買取をしていますので、ちょっとだけ業界の
裏話をお話します。
ダイヤモンドの鑑定はコンピューターで鑑定しているわけではありません。
もちろん鑑定するために分析機器を使うのですが、色やクラリティーなど
最終的には、鑑定士の資格をもった人間の目で判断されます。
そのため若干の誤差がでることがあるのです。
つまり鑑定機関によって違う結果がでることがあります。
しかし、グレードが少しでも変わってしまうと、価値も変わってしまいます。
これでは困ります。そこで信頼できる鑑定機関が発行しているかどうかも
確認するのです。
日本で発行されている機関では、中央宝石研究所かAGTジェムラボラトリー(GIA)
の2つであれば間違いないと思います。
ですから、信用できる宝石屋さんやデパートさんではこの2つの鑑定機関で鑑定書を
作っていることがほとんどです。
ただ、この2つの鑑定機関でも昔の鑑定書の場合、当時の鑑定の方法が現在と少し
違うので、まれにグレードが変ることもあります。
もし、これからダイヤモンドを購入することがあれば、そこにも注意して
購入することをおすすめします。
なにかわからないことがあれば、いつでもU3にご相談くださいね。


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金 2 [ジュエリー豆知識]

資産家がよく現金でなく金を所有しています。なぜでしょうか?
実は意味があるんです。みなさん知っているとは思いますが
ちょっとお話いたします。

金は世界的にその価値が認められています。
もちろん現金も世界で価値が認められているので、取引が
行われています。しかし、現金そのものには価値がありません。
簡単に言ってしまえばただの紙です。
政府がその価値を保証しているからこそ価値があるのです。
ただし、金の場合そのものじたいに価値があるので、資産家は
リスクを分散させるために金に換えているんです。
たとえば、1万円もっていたとします。現在1000円で売られている
商品なら10個購入できます。
これがインフレになって1個2000円になってしまうと、5個しか購入
できません。
1万円を現金で貯金していると物価が上昇したときに困るからです。
また車などと違って売りたい時にすぐにその日のレートで換金できます。
ですから金を所有したがるんです。ようは貯金と同じですね。
しかし、リスクも多いにあります。金の相場は日々変動するので、
相場が下がれば買った金額より下がり損することも充分あります。

よく考えて上手に投資すると金は現金より安心なものとなる場合がありますが、
上手にというのが実際は難しいのでU3では金を買うことをすすめているわけではありません。
参考にして頂ければうれしいです。


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 [ジュエリー豆知識]

古代から人々を魅了している金ですが、採れるところが2種類あります。
一つは山金といって鉱山の鉱脈から掘り出すものです。
この山金が、長い年月をかけて風化して、小さな粒になったものが
川へと流れ、川底などに砂とともに堆積したものが砂金です。
日本はかつて黄金の国ジパングと言われていただけあって
たくさんの金山がありました。
佐渡の金山などは有名ですね。しかし、現在は閉山しています。
砂金もかつては全国各地の河川で採ることができたそうです。

このような自然にできる金は純金だと思いがちですが、実はそうでは
ありません。若干の銀が混じっているのが普通です。
金の品位でいうと自然にできる金は18金~22金の範囲が多いようです。
なぜか、山金と砂金では砂金のほうが金の純度が高いことが多いそうです。
そしてなぜかわかりませんが、たまに1キロぐらいの塊で砂金が見つかる
ことがあるそうです。
こんなものを川で見つけたらびっくりですね。


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カナリン・ダイヤモンド [ジュエリー豆知識]

1905年に南アフリカのプレミア鉱山で史上最大のダイヤモンド原石が
発見されました。このダイヤモンドは3106カラットあり、鉱山の所有者
サー・トーマス・カリナンの名前にちなんでカナリンダイヤと命名されました。

カナリンダイヤのエピソード

原石であるカリナンをカットするに当たっては、当時、世界最高と呼ばれた
ダイヤ加工技師が呼ばれました。しかし、世界最大のダイヤモンド原石を前にした
彼は自信を失いかけてしまいます。それでも彼は何日も不眠不休で原石のどこから
カットすればいいのかを調べました。
ダイヤモンドというのは、地球上で最も硬い物質として知られていますが、
ある一定の方向に容易に砕ける性質(劈開性)があります。
ところが経験をつんだ技師をもっしてもなかなか見極めが難しいのです。
どうにか、その一点を見つけた彼はいざ、そこに一撃を入れようとしたが、
確信は持てませんでした。そして一度目は失敗してしまいました。
割ろうと使用した工具のほうが壊れてしまいます。
カットを成功させるために、極度の緊張状態が何日も続いたあと、
どうにか最も良いかたちでカットすることができました。
そのまさにカットをした時に、技師は極度の緊張で失神してしまいました。
失神から立ち直った彼は、カットが成功したのを見てまた気絶したとも言われています。

そして、みなさん昨日はU3俳句の会に参加していただきありがとうございます。
みなさんの俳句の上手さと参加者の数の多さに少しびっくりしました。
その土地、その生活、その年齢により感性や風情も違うんですね。
またそのうち「U3俳句の会」を開催しますので、その際は参加のほど宜しくお願いします。


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